季節の変わり目に注意?「気象病」と「天気痛」

 

こんにちは。
藤田丈裕です。
今週に入ってから
風が強かったり
雨がふったり
気温が急に下がったり上がったりと
なんだか安定しませんね。

このような時期ですと
頭痛や肩こりや腰痛が
さらに感じてしまう方もいるのではないでしょうか?

天気や気圧、湿度や気象の変化によって
起こる不調を「気象病」や「天気痛」と言います。

その症状は頭痛、神経痛の悪化、めまい、
肩こり、首や腰の痛み、眠気、耳の症状
気分の落ち込み、うつ、不安症など

最近では少しずつそのような症状が
起きてしまうのか解明されつつあります。
もちろん気圧の変化の影響などもありますが、
ストレスや脳の性質の影響が大きいです。

天気が悪いとどんよりした空気によって
憂鬱な気分になりませんか?

季節が変わるときは身の回りの環境も変わります。
環境ストレスといって環境が変わると
自分ではストレスと思っていなくても
ストレスと感じてしまうことがあります。
脳はそのようなストレスを避けようとして
「回避反応」というものを起こします。
その「回避反応」というものが
痛みなどの症状を感じさせるのです。

そして脳の性質はやっかいなことに
いろいろなことを紐づけますので
「気圧」と「痛み」
「天気」と「痛み」
「寒暖差」と「痛み」
などを紐づけてしまいます。

それはストレスから回避させるための反応です。
それは「思い込み」ではなく、「実際に」痛みます。
脳は痛みを作り出すこともできるからです。

本来は危険なことから避ける為の反応で
人にはとても重要な機能ですが、
このように悪い方向に働いてしまうことがあります。
これを解決するためのキーワードは
「ポジティブ」「安心感」「リラックス」です。

例えば、悪い天気のいいところを
ちょっと調べて知ったりするだけでも
嫌いな天気の印象が変化します。
すぐにはなかなか解決しませんが
季節の変わり目の身体の不調との付き合い方が
ちょっと知ることで少し変わるかもしれませんね。

雨のいいところを口に出すとよりいいです。
脳の性質で痛みがでるなら
脳の性質を利用しましょう!

次回は脳の性質を知る為に「回避反応」と
その反対の「接近反応」について
詳しく書いて書きたいと思います。

では!