筋肉シリーズその3「大腿四頭筋」

こんにちは。
きずな日暮里接骨院の藤田です。
今回は「大腿四頭筋(だいたいしとうきん)」という筋肉についてご紹介させていただきます。
この大腿四頭筋は太ももの前側にある筋肉です。
「四頭筋」ということは筋腹が4つある多頭筋です。
(多頭筋については前回の記事をお読みください。)
4つの筋腹にはそれぞれ名前がついていて「外側広筋(がいそくこうきん)」「内側広筋(ないそくこうきん)」「中間広筋(ちゅうかんこうきん)」そして「大腿直筋(だいたいちょっきん)」と呼び、この4つが合わさって大腿四頭筋となります。
外側広筋、内側広筋、中間広筋は太ももの骨からはじまり、膝のお皿を跨ぎ、脛骨(けいこつ(すねの骨))の膝の近くの出っ張り(脛骨粗面(けいこつそめん))にくっつきます。
大腿直筋は骨盤の下前腸骨棘(かぜんちょうこつきょく)という場所から股関節を跨ぎ、膝関節も跨ぎ、同じく脛骨粗面に付着します。
この筋肉の作用は、膝関節の伸展と股関節の屈曲です。
股関節の屈曲
膝関節の伸展

サッカーで思い切りシュートするような蹴る動作や、しゃがんでから立ち上がる時、階段を上ろうと踏ん張る時に働きやすい筋肉です。
このように、大きい筋肉で筋腹が4つあるということはそれだけ大きな力を出してくれる筋肉だということです。
この筋肉に頼りすぎると骨盤が後ろに傾むいてしまい、猫背になりやすくなってしまいます。
そして、大腿四頭筋と下腿三頭筋が張りやすくなります。
さらに、そのまま四頭筋ばかりを頼った使い方でいると、膝の痛みや腰痛に繋がることがあります。
力強く、頼れる筋肉ですが、頼りすぎには要注意です。
 
ちなみに、この筋肉は鍛えると太くなりやすい筋肉です。
男性はかっこいい脚づくりに必要な筋肉ですが、女性にとってはたくましくなりすぎてしまうため、できるだけ鍛えるのを避けたい筋肉でもあります。
そんな方にオススメな運動が【かかとバランス】です。
つま先重心ですと太ももの前、ふくらはぎの筋肉ばかりかかりやすくなってしまいます。
頼りすぎないようにするためにも、かかと重心で立てるようにも練習するのがオススメです。
立てるようになったらお尻を後ろに付く出すようにしてスクワットすると太ももよりお尻が効きやすくなってくれるようになります。
逆に、四頭筋を鍛えたい場合は、つま先重心でスクワットするのが簡単です。
いかがでしたでしょうか?
ストレッチするにも、運動するにも、まずは身体のことを知らなければ意識のしようがありません。
次回は、肩回りの筋肉について解説しようと思います。
次回もよろしくお願いいたします。